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2025
16Nov

四谷快談 No.242 気候正義

  • 四谷快談

 今回の日韓宣教協議会で所属した分科会は「気候危機の時代における教会の使命と役割」だった。イチ日本人の私たちから見るとなんだか大げさで、教会の課題としては成り立たない、繋がりを見出しにくいテーマのような気がした。
 しかし韓国では(基督教長老会では?)これは間違いなく宣教のテーマであって、例えばソウル・チェイル教会では教会の宣教として建物にソーラーパネルを設置し、そこから上がる売電収入を地方教会のソーラーパネル設置の補助として用いたり、教会の宣教活動としてゼロ・エミッションを目指すショップを運営している。チョン・ウォンジン牧師は明るく朗らかな人だが、常にマイボトルを携帯していて紙コップなどはほぼ絶対に使わない。
 そうやって環境問題に長く取り組んできた彼らから見ると、日本の取り組み、特にキリスト教界の取り組みはどうしたって遅れているし、言ってみれば不真面目に見えるかもしれない。世界宣教協議会は今年3月に「気候正義を通じて子どもたちに希望を:金融業者に責任を負わせるための法的手段」という資料を公開してもいる。つまり世界の教会の宣教課題が「気候正義」なのだ。
 だが一方、「正義」とか「平和」となるとそのゴールはなんだか果てしなく遠く感じてしまう。しかし「正義」と「エコ」が手を結ぶ時、私たちの小さな一歩であるエコ活動が確実に、遙か高みにある「正義」と「平和」に結びついているということでもある。私たちができる環境への取り組みはとても小さいが、その小さいことを繰り返していくことが世界で正義と平和を樹立することと無縁ではないどころか直接結びついているということなのだ。
 だからこそ、目の前の小さな働きや取り組みを嗤ってはならない。その小さなことから世界の歴史は始まる。そんな夢みたいな物語が私たちの前に開かれている。
 現にソウル老会でその小さな取り組みの具体例を話す彼らの顔は皆驚くほど明るかった。そこには自信と確信が溢れていた。

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